おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-89ページ「第2-2-31図 取引先との日頃の面談において、金融機関が重点的に確認する内容」を読みましたが、今日はⅡ-90ページ「第2-2-32図 取引先に効果的かつ継続的な経営支援を実施していくに当たって、金融機関が抱えている課題」を読んでいきます。
下図から、取引先に効果的かつ継続的な経営支援を実施していくに当たって、金融機関が課題として認識していることを見ると、「経営支援に係るスキル・ノウハウ不足」と回答した割合が最も高く、次いで「経営支援に係る人材不足」、「高度化する経営支援ニーズへの対応」となっていることが分かる。
ここまで確認してきたように、多様化している企業の経営課題に対して、金融機関は多様な経営支援サービスを提供することで対応している一方で、スキル・ノウハウや人材の不足といった課題を抱えていることがうかがえる。
経営支援に係るスキル・ノウハウ不足が課題というのは、金融機関に限らず、中小企業診断士である私も同様の課題に、日々、直面しています。この理由は、経営は宇宙のように広く、知れば知るほど、さらに、その奥があるからではないでしょうか。永遠に解決しない課題に取り組むことに興味深さ、面白さを感じることが、ストレスにならない秘訣のように感じます!
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