おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-82ページ「第2-2-24図 経常利益の変化率(金融機関からの経営支援の有無別、中央値)」を読みましたが、今日はⅡ-83ページ「第2-2-25図 経営支援の効果(金融機関への経営課題の相談状況別)」を読んでいきます。
下図から、金融機関への経営課題の相談状況別に金融機関から受けた経営支援の効果の有無を見ると、「相談している」と回答した企業の方が「相談していない」と回答した企業よりも、「効果があった」と回答した割合が高いことが分かる。
金融機関に対して、自社の経営課題を相談している企業ほど、経営支援による効果を強く感じていることが示唆される。
経営者が持つ経験や知識により、相談の内容は大きく変わると思いますが、経営者としての風格が出てくると、誰もモノを申さなくなってくるので、効果があると回答した経営者は、比較的、経営者としては若年であると推測します。中高年になると、経験値が上昇し、知らないことが少なくなるし、その上、ヒトの言うことも聞かなくなってくるので、伸び幅が限られてしまう。自分を振り返ると、そんな気がします。
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