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借入の際に、今後の収支見通しを説明できますか??

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
 昨日は、2024年版「中小企業白書」Ⅱ-71ページ「第2-2-13図 調達目標額に対する実際の調達割合(金融機関との日頃の面談頻度別)」を読みましたが、今日はⅡ-72ページ「第2-2-14図 借入申込時において、金融機関の担当者に対して重点的に説明した内容」を読んでいきます。

下図から、企業が設備投資を実施する際、借入申込時において、金融機関の担当者に対して重点的に説明した内容を見ると、「今後の収支見通し」と回答した企業の割合が最も高く、次いで「投資目的」、「経営課題とその対応方針」となっていることが分かる。

「今後の収支見通し」を重点的に説明する。これ、当然のように感じますが、実は相当難しいことと思います。特に、ものづくり企業の経営者の場合、技術については饒舌ですが、収支については口重です。売上高への貢献について質問すると、極端な話、やってみないと分からないと回答される方も少なくありません。要するに、これができるようになるという話は得意ですが、それが売上や利益にどう結びつくのかはうまく説明できない。技術力を収支説明に翻訳するのが、我々、中小企業診断士の役割だと思います!

#中小企業診断士 #2024年版中小企業白書 #地域活性化伝道師

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