おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-70ページ「第2-2-12図 調達目標額に対する実際の調達割合」を読みましたが、今日はⅡ-71ページ「第2-2-13図 調達目標額に対する実際の調達割合(金融機関との日頃の面談頻度別)」を読んでいきます。
下図から、金融機関からの借入れを実施した際における、調達目標額に対する実際の調達割合を、金融機関との日頃の面談頻度別に見ると、定期的に面談を実施している企業の方が、「ほとんどない・全くない」と回答した企業よりも、「10割超(目標額超を調達)」、「10割(目標額を調達)」と回答した割合が高いことが分かる。
金融機関から必要額の資金調達を行うに当たっては、金融機関と定期的な面談の中で、自社の情報を開示することが一定程度重要であると考えられる
わたしもお客様との打合せは「1ヶ月に2回」を目安にしています。この間隔だと、次回までの短い期間の間に、課題・宿題を解決しなければならず、さらに、その中で、新たな気づきや課題が見つかることもあります。すぐに、報告・相談できるという、高い緊張感が持続できる。恐らく、この調査の裏側もこの状態があるということのように感じます。緊張感を持って、短期間に、集中的に相談する。これが融資に限らず、経営相談の肝ということです!
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