おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-69ページ「第2-2-11図 借入申込の意思表示をしてから融資が承諾されるまでの期間(年商に占める総投資額の割合別)」を読みましたが、今日はⅡ-70ページ「第2-2-12図 調達目標額に対する実際の調達割合」を読んでいきます。
下図から、金融機関からの借入れを実施した際における、調達目標額に対する実際の調達割合を見ると、3割弱の企業が目標額を調達できていないことが分かる。
経営者と資金調達の状況について話をしていると、金融機関との付き合いで、借りているという方が少なからずいます。恐らく、10割超と回答している企業の中には、こういう事業者が少なからずいるのではないでしょうか。目標額を達成している割合が合算すると7割にも及ぶので、調達は容易と感じてしまいますが、現場では、ゼロ回答を受けている事業者も多いので、実態と回答には乖離があると思った方が良いかと思います。しつこいようですが、「雨が降ったら、傘を取り上げる」のが融資です。厳しく考えましょう!
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