下図から、人手不足対応を目的とした設備投資の検討における課題を見ると、「特にない」と回答した企業を除くと「業務の標準化が難しい」と回答する企業の割合が最も高く、次いで、「投資効果が不明」、「導入のための資金が足りない」と続いており、様々な課題が挙げられていることが分かる。

わたしが気になる回答は、「自社に適切な設備の詳細が分からない」です。洗濯機や掃除機のように求める機能が明確であれば、こういう回答にはならないのでしょうが、自分が何をしたいのかが曖昧で、勧められるがままに購入してしまうと、「投資効果が不明」になってしまう。要するに、設備投資は目的を明確にして、それが本当に可能なのか、購入前に十分に検討し、それが曖昧であれば購入してはならないということなのでしょう。

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