おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-40ページ「第2-1-33図 従業員満足度の確認のための取組状況(日常のコミュニケーション、従業員規模別)」を読みましたが、今日はⅡ-41ページ「第2-1-34図 中核人材・業務人材の定着状況(日常のコミュニケーションの取組状況別)」を読んでいきます。
下図から、日常のコミュニケーションの取組状況別に、中核人材及び業務人材の定着状況を見ると、日常のコミュニケーションを「行っている」企業の方が、「行っていない」企業に比べて、中核人材・業務人材のいずれも定着していることが分かる。
このことから、社内調査といった大がかりな取組でなくとも、日常のコミュニケーションを取っていくことが、人材の定着につながり得ることが示唆される。
この結果を見て、コミュニケーションが得意な経営者は誰かと逡巡しましたが、思い当たる人たちに共通するのは、仕事外でもこだわりが強いこと。例えば、ビールはグラスだけでなく、注ぎ方にもこだわるし、調理は道具だけでなく、切り方、火加減にこだわる。だからこそ、経営者が饒舌になるのかもしれませんし、同席している従業員も経営者の手料理を堪能しながら、どうすれば良くなるのか、その改善点を忌憚なく言っていました。経営者は風通しを良くするために、積極的に、コミュニケーション形成の場を設けていきましょう!
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