おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-39ページ「第2-1-32図 従業員満足度の確認のための取組状況(社内調査、従業員規模別)」を読みましたが、今日はⅡ-40ページ「第2-1-33図 従業員満足度の確認のための取組状況(日常のコミュニケーション、従業員規模別)」を読んでいきます。
下図から、従業員満足度を確認するための取組として日常のコミュニケーションにどの程度取り組んでいるかを見ると、従業員規模の小さい企業ほど「積極的に行っている」と回答している傾向にあり、従業員規模の小さい企業では、社内調査をせずとも日々のコミュニケーション等で満足度を確認できている可能性もある。
一方で、「行っていない」と回答する企業も従業員規模の小さい企業ほど多く、必要性の有無が企業によってはっきりと分かれている可能性がある。
この結果を見て思い出すのは、とあるBBQ好きの社長です。日頃は使用者と労働者という立場の違いから厳しく接しているが、BBQの日だけは自分で調達した食材をコンロの前で調理し、様子を見ながら、みんなにお酒をついで回る姿です。その会社を見る限り、特段、コミュニケーションが高いとは思わなかったですが、今日の結果にあるとおり、こういう場を形成することがバランスの確保に繋がっていくということですね!
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