おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-28ページ「第2-1-24図 増やした人材育成の取組内容(新卒社員・中途社員の定着割合別)」を読みましたが、今日はⅡ-32ページ「第2-1-25図 仕事内容を選ぶ上で重視すること」を読んでいきます。
下図から、働き手が仕事内容を選ぶ上で重視することを見ると、足下では、「やりがいを感じられること」、「自分のやりたい仕事であること」と回答する割合が減少傾向にあり、「自分の能力や個性が生かせること」の割合が若干増加していることが分かる。
やりがいややりたい仕事を求める回答が減少傾向にある。数字を見る限り、2019年から同じような傾向を残しているので、コロナが働く姿勢に影響を与えたのかもしれません。やりがいややりたい仕事に就くために努力していたのに、よく分からない理由でそれが水泡に帰した。こういう苦い経験を持つと、自分の能力に依存するようになるのは当然の気もします。中小企業はやりがいややりたい仕事だけでなく、個人の能力が活かせる環境作りが求められているということです。
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