おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-27ページ「第2-1-23図 採用後の一般的な育成期間(新卒社員・中途社員の定着割合別)」を読みましたが、今日はⅡ-28ページ「第2-1-24図 増やした人材育成の取組内容(新卒社員・中途社員の定着割合別)」を読んでいきます。
下図から、新卒社員・中途社員の定着割合別に、増やした人材育成の取組内容を見ると、「5割以上」の定着割合である企業では、「5割未満」の定着割合である企業に比べ、「主にOJT」と回答する割合が少なく、「OJTを中心に一部OFF-JT」と回答する割合が高い。
このことから、新卒社員・中途社員の定着には、OJTを中心としながら、一定程度のOFF-JTも併せて実施していくことが重要である可能性が示唆される。
たしかに、OJTは気が張ってしまうが、そんなときに、外部研修などのOFF-JTがあると、気分転換になったような記憶があります。OJTを担当する教育係も頭を休める期間が必要でしょうし、お互いに良い点があるということです。ある程度の規模の企業ならOFF-JTも計画的に組み込めるでしょうが、規模の小さい企業はどのように遂行すれば良いのか。懇親会ばかりという訳にはいかないでしょうし、自社ならではの体系的な教育訓練を作り込み、織り込んでいくノウハウが求められますね!
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