おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-26ページ「第2-1-22図 中核人材・業務人材の定着状況(人材育成の取組の増減別)」を読みましたが、今日はⅡ-27ページ「第2-1-23図 採用後の一般的な育成期間(新卒社員・中途社員の定着割合別)」を読んでいきます。
下図から、新卒採用・中途採用の従業員について、その定着割合別に、採用後の一般的な育成期間を見ると、人材が定着している企業では、長い育成期間が設けられている傾向にあることが分かる。
他方、新卒採用、中途採用のいずれにおいても、「9割以上」定着している企業のうち一定数は「育成期間は特に定めていない」とする企業が存在し、人材や状況に応じた柔軟な対応により、定着につなげている可能性も考えられる。
人事や能力開発等の管理部門に所属する方は、とかく今後の予定を仔細に組みたがるのではないでしょうか。今回の結果を見ると、育成機関は柔軟に配慮せよとのこと。予定を状況に併せて柔軟に変更する姿勢が臨まれているということですね!
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