おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-24ページ「第2-1-20図 人材育成に取り組む上での課題」を読みましたが、今日はⅡ-25ページ「第2-1-21図 売上高及び労働生産性の変化率(人材育成の取組の増減別、中央値)」を読んでいきます。
下図から、人材育成の取組の増減別に、売上高及び労働生産性の変化率(中央値)を見ると、人材育成の取組を「増やした」企業では売上高、労働生産性共に増加している傾向にあり、人材育成の取組は、業績の向上につながる可能性があることが見て取れる。
卵が先か、鶏が先か。確かに、ヒトが多いから売上が高まったのかもしれませんが、それだけでは労働生産性が高まる理由にはならないでしょう。深読みすれば、売上高を高めるために必要な人材育成方法を構築し、それを実践しているので、労働生産性が高まったということでしょう。そう考えると、売上高を高めるだけでなく、人材育成にも注力している経営者は、経営を達観しているということになりますね!
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