おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-22ページ「第2-1-18図 人材育成の取組の増減と、増やした取組内容」を読みましたが、今日はⅡ-23ページ「第2-1-19図 採用後の一般的な育成期間」を読んでいきます。
下図から、採用後の一般的な育成期間を見ると、新卒採用に対する育成期間としては「育成期間は特に定めていない」と回答する企業の割合が3割程度で最も高く、具体的な育成期間についても企業によってそれぞれである傾向が見て取れる。
中途採用に対する育成期間としては「1か月以上~3か月未満」と回答する割合が3割弱と最も高く、6か月未満が過半数となっている。
中途採用は年齢・職歴が三人三様なので、教育訓練が難しいために、こういう結果になるのでしょう。特に、新入社員研修を計画的・体系的に受けた経験があると、転職先でも同様の体制があるように感じますが、その期待はしない方がよいのかもしれません。中途採用は即戦力を求めるが、新入社員には十分な育成期間を確保する。中小企業にとっては大きな負担となりますが、ここはじっくりといきましょう!
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