おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-20ページ「第2-1-17図 従業員数の変動状況(職場環境の整備への取組状況別)」を読みましたが、今日はⅡ-22ページ「第2-1-18図 人材育成の取組の増減と、増やした取組内容」を読んでいきます。
下図から、人材育成の取組の増減と、増やした取組内容を見ると、約半数の企業が「変わらない」と回答しており、「大いに増やした」、「やや増やした」は4割超となっている。
また、増やした人材育成の取組内容について見ると、7割程度の企業でOJTを中心に育成を強化していることが見て取れる。
脚注に、OJTは「実務を通じ、座学研修やマニュアルだけでは身につかない実践的なスキルや知識の習得を目指す育成手法」、OFF-JTは「通常の業務から離れて研修を受け新たなスキルを習得すること」と説明があります。
結果を見ると、OJTとOff-JTをバランスよく取り組む企業が一定数確認できます。コロナ以降、リモートワークが日常的となっているようですが、新しい働き方に人材育成を対応させることは中小企業には難題と感じますが、その方法について白書から学んでいきましょう!
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