おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-17ページ「第2-1-14図 採用面接で自社から伝えている内容」を読みましたが、今日はⅡ-18ページ「第2-1-15図 採用面接の場で伝えていることと、その伝え方(自由回答)」を読んでいきます。
下図について白書は、採用面接の場で伝えている内容と伝え方について、第2-1-14図の項目以外で自由回答があったものをテキスト分析した結果である。
これを見ると、内容は6グループに分かれており、①実際の社員や社内など職場の雰囲気を見てもらう、②勤務時間や残業時間など労働環境について伝える、③本人の希望を聞く、④本人や業界の将来について話し合う、⑤本人が有する経験と自社が期待する人材像をすり合わせる、⑥工場や現場、製品等を自分の目で見てもらうといった回答が集まっていることが分かる。
我々、経営コンサルタントが企業を視察するときと基本的に同じですが、学生は、特に、働いている従業員の様子を見ると、その会社に流れている空気が分かると思います。特に、顕著なのが「挨拶」です。ヨソ者、つまり、お客様に全く挨拶をしない職場は、従業員同士のコミュニケーションが取りづらい、重たい空気が澱んでいる職場という証左です。何か作業をしていても、一人ではなく、全員が、きちんと起立して、会釈や黙礼をする。こういう職場が良い職場だと思いますし、経営者はこういう環境を作ることに邁進しましょう!
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