おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-13ページ「第2-1-10図 中核人材・業務人材の応募状況(人材の不足状況別)」を読みましたが、今日はⅡ-14ページ「第2-1-11図 中核人材・業務人材の応募状況(製品・サービスの差別化度合い別)」を読んでいきます。
下図から、製品・サービスの差別化度合い別に、中核人材・業務人材の応募状況を見ると、中核人材・業務人材のいずれについても、製品・サービスを差別化しているほど、応募を獲得できている傾向にあることが分かる。
差別化度合いについては回答者の主観を含む点に留意が必要であるが、他社との差別化により自社の魅力を高めることが、良好な応募状況につながる可能性が示唆される。
要するに、差別化というのは、顧客だけに響くのではなく、顧客にも影響するということです。そして、これを読みながら思い出したのが、「サービストライアングル」です。これは「企業」「顧客」「提供者」という三者間のマーケティングのことで、中でも、「従業員」の満足度の高さは「顧客」に響き、最終的には、その「顧客」が「従業員」になるというインタラクティブマーケティングです。まさに、今回の結果は、その方向性を示しているということです。
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