おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」の4ページ「第2-1-2図 人材の過不足状況」を読みましたが、今日は5ページ「第2-1-3図 人材の不足状況(業種別)」を読んでいきます。
下図から、人材の不足状況について業種別に見ると、「建設業」、「宿泊業、飲食サービス業」では中核人材、業務人材いずれについても約8割の企業が「不足」と回答しており、不足感が大きい業種といえる。
また、中核人材と業務人材の差を見ると、いずれの業種においても中核人材の不足感が大きいが、「卸売業」、「製造業」、「情報通信業」においては10%以上の差があり、業務人材に比べて中核人材の不足感が特に大きいことが見て取れる。
このことから、業種によって、求める人材の質に違いが生じている可能性が示唆される。
不景気になり大企業が採用に消極的になれば、中小企業が望ましい中核人材と業務人材を採用できるのでしょうが、コロナが明けた今、全く逆の状況になっている。となれば、経営者はどのようにヒト繰りをしていくか、ここに知恵が求められるということでしょう。非常に難しい経営力が求められるということですね!
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