おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-328ページ「第2-3-68図 伴走支援の取組の進展がもたらす効果に係る支援機関の認識」を見ましたが、今日はⅡ-329ページ「第2-3-69図 伴走支援の実施状況別に見た、伴走支援を実施する上での課題」を見ていきます。
下図から、伴走支援の実施状況別に支援機関が伴走支援を実施する上での課題を見ると、伴走支援が実施できている支援機関においても、「支援人員の不足」だけでなく、「支援ノウハウ・知見の不足」と回答した割合が高く、伴走支援のノウハウ・知見の蓄積に課題を感じていることが分かる。
これについて、伴走支援が実施できていない支援機関においては「支援ノウハウ・知見の不足」と回答した割合が他の課題と比べて最も高くなっており、伴走支援が実施できていない支援機関においては、支援ノウハウ・知見の不足がより大きな課題となっていることがうかがえる。
積極的に相談に乗り、中小企業経営について貪欲に知識を吸収していけばいくほど、自分のノウハウや知見の未熟さを感じてくるのではないでしょうか。わたしも中小企業診断士になって、四半世紀が経ちますが、今でも感じるのは、経営の奥深さ。この世界は、一生、ゴールすることはないと感じているので、あまり悲観的にならずに、話を聞いてあげれば良いと思います。
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