下図から、デジタル化の技術を担う人材の確保状況別に、デジタル人材の確保・育成に向けた取組の実施状況を見ると、デジタル化の戦略を推進する人材と同様に、①～⑤のいずれの取組においても、確保できている企業の方が確保できていない企業と比べて「当てはまる」又は「やや当てはまる」と回答した割合が高いことが見て取れる、とあります。

人材がいるからデジタル化できたと読めますが、デジタル化を進めようという組織の雰囲気が人材を呼び寄せ、それがデジタル化の構築を加速させたと読むのが素直な捉え方なのでしょう。いいたいことは最初からデジタル人材がいる訳ではなく、経営者がしっかりとした方向性を定め、それを発信する。これがデジタル人材、デジタル化の最初の一歩ということです！！

#中小企業診断士 #2023年版中小企業白書 #地域活性化伝道師