おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-275ページ「第2-3-32図 IT投資が機動的に行えるようなデジタル化関連予算の確保状況と効果」を見ましたが、今日はⅡ-276ページ「第2-3-33図 デジタル化の取組段階別に見た、デジタル化の推進に向けた戦略的な取組の実施状況」を見ていきます。
下図から、デジタル化の取組段階別にデジタル化の推進に向けた戦略的な取組の実施状況について見ると、デジタル化の取組段階が進展している企業では、ビジョン・目標の設定や業務の棚卸しなどを実施している企業の割合が高いことが見て取れ、デジタル化を戦略的に推進していくことで、デジタル化の効果を実感しながら着実に取組段階を進展させていることが推察される。
デジタル化の推進により、業務効率化からビジネスモデルの変革を遂げていくために、組織的・戦略的に取り組んでいくことが、更なるデジタル化の進展につながるといえよう。
今日の項目はデジタル化のとりまとめです。要するに、デジタル化に取り組むためには、現状の棚卸しをきっちりと行った上で、PDCAを着実に実施する。この当たり前だが難しい愚直な行動がデジタル化の成功をもたらすということです！！
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