おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-255ページ「第2-3-16図 事業承継をきっかけとしたデジタル化に取り組んだ理由」を見ましたが、今日はⅡ-257ページ「第2-3-17図 従業員規模別に見た、デジタル化の取組段階が進展していない要因」を見ていきます。
下図から、従業員規模別に、デジタル化の取組段階が進展していない要因を見ると、従業員規模が大きい企業では、「費用の負担が大きい」、「デジタル化を推進できる人材がいない」といったデジタル化に取り組むための経営資源の不足を要因として挙げている傾向にある。
一方で、従業員規模が20人以下の企業では、従業員規模が大きい企業と比較して、「必要性を感じていない」、「どのように推進してよいか分からない」と回答した企業の割合が高く、そもそも必要性を感じていないことやデジタル化の知識、ノウハウの不足が要因となっている様子がうかがえる。
いかにITやAIが深化したとしても、結局、何を行うかは人間が決めること。企業におけるデジタル化はまさにその筆頭で、経営者に限らず、誰かが提唱・推進できれば、高額であっても、投資に踏み切っていたかもしれない。
そう考えると、デジタル化した先が見通せる人材をいかに確保するか。社内で育成・確保が難しいのであれば、支援機関に応援を求めてみてはいかがでしょうか?
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