おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-254ページ「第2-3-15図 従業員規模別に見た、事業承継をきっかけとしたデジタル化の取組段階の進展状況」を見ましたが、今日はⅡ-255ページ「第2-3-16図 事業承継をきっかけとしたデジタル化に取り組んだ理由」を見ていきます。
下図から、事業承継をきっかけとしてデジタル化の取組段階が進展したと回答した企業に対し、事業承継をきっかけとしてデジタル化に取り組んだ理由を見ると、「顧客・取引先の要請やニーズへ対応するため」が最も多く、次いで「既存事業の将来性に対して危機感を抱いていたため」となっている。
後継者が承継する事業の更なる成長の志向や将来性への問題意識から、自社のデジタル化を進展させている様子がうかがえる。
こう見ると、何もしない被承継者の能力が劣っているように感じますが、それは大きな間違い。被承継者に足りなかったのは危機意識ではなく行動力・決断力。現状でもなんとかなっていると、先延ばしにしてしまうのは、人間の性。バトンを承継者にうまく受け継がせること。経営はこれで良いと思います!
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