おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-250ページ「第2-3-11図 デジタル化の取組段階」を見ましたが、今日はⅡ-251ページ「第2-3-12図 時点別に見た、デジタル化の取組状況(従業員規模別)」を見ていきます。
下図から、時点別に、デジタル化の取組状況を見ると、中小企業全体において、感染症流行前の2019年時点ではデジタル化の取組段階が3又は4と回答した企業が2割に満たなかったのに対し、2022年時点では3割を超えており、デジタル化の取組段階が進展していることが分かる。
また、本調査では2025年時点の見込みについても確認しているが、2022年時点と比較して更にデジタル化の取組段階が進展すると見込んでいる企業の回答割合が高くなっており、今後も中小企業がデジタル
化の取組を推進していく様子がうかがえる。
他方で、従業員規模に目を向けると、従業員規模が20人以下の企業では、いずれの時点においても従業員規模が21人以上の企業と比べて段階1や2の企業が多いことが見て取れるとともに、2022年時点では2019年時点と比較して取組段階の差が広がっていることが確認できる。
従業員が100人以上では、ここまで段階4が浸透しているというのは驚きです。これぞまさにDX化が推進しているということの証左といえるのでしょう。問題は白書が示しているとおり、従業員規模が小規模企業との格差。恐らく、小さい会社は多額を投じてまでデジタル化するまでもない。仮に必要であっても、人間の方がまだ安価という判断なのでしょう。確かにそうかもしれませんが、今後、労働力の確保が困難になっていることを踏まえると、小さな一歩のDX化を視野に入れた方がよいのかもしれませんね!
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