おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-236ページ「第2-3-10図 価格転嫁が困難な理由」を見ましたが、今日はⅡ-250ページ「第2-3-11図 デジタル化の取組段階」を見ていきます。
下図について白書は、(株)野村総合研究所が実施した「事業者アンケート調査」においても、調査対象企業の取組段階を確認しており、本白書では、この取組段階を活用して分析を進めていくこととする。
各段階は、①紙や口頭による業務が中心で、デジタル化が図られていない状態(段階1)、②アナログな状況からデジタルツールを利用した業務環境に移行している状態(段階2)、③デジタル化による業務効率化やデータ分析に取り組んでいる状態(段階3)、④デジタル化によるビジネスモデルの変革や競争力強化に取り組んでいる状態(段階4)に大別されている。
ここから白書は、「中小企業のデジタル化進展のきっかけと背景」に入ります。この項では、事業承継等をきっかけとしたデジタル化の進展について明らかにした上で、市区町村の人口規模別にデジタル化進展の背景を確認していく、とあります。
昨年の白書だったか、この4段階での取組状況を確認した覚えがあります。結論は高みを目指すものの、多くは2段階にとどまっているだったと思います。
DXは言うは易く行うは難しなのでしょうか。読み進んでいきましょう!
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