おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-233ページ「第2-3-7図 価格転嫁につながった理由」を見ましたが、今日はⅡ-234ページ「第2-3-8図 取引金額が最も大きい販売先への依存度(取引依存度)別に見た、コスト全般の変動に対する価格転嫁の状況」を見ていきます。
下図から、取引金額が最も大きい販売先への依存度(取引依存度)別に、コスト全般の変動に対する価格転嫁の状況について見ると、取引依存度の高い企業では、「反映されなかった」とする割合が高くなっている。
取引依存度が高い、つまり、下請体質になると、取引相手である発注者の交渉力は強さを増すしてくるということでしょう。先代からの取引先、この取引先があるからご飯が食べられるといった、下請体質は、安定しているときは良いが、逆回転し始めると、途端に問題になってくる。経営者は取引先をできるだけ分散する意識を強く持つことが、この時代は強く求められているということですね!
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