おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-215ページ「第2-2-74図 創業時に実施した差別化の取組内容」を見ましたが、今日はⅡ-216ページ「第2-2-75図 創業時に実施した差別化の取組内容別に見た、売上高成長率の分布」を見ていきます。
下図から、創業時に実施した差別化の取組内容別に、売上高成長率の分布を見ると、「EC等の新たな販売方法の導入」、「価格帯で差別化された製品・サービスの販売」のほかに、「特定顧客向け製品・サービスの開発」や「用途・デザイン・操作性で差別化された製品の開発」といった取組において、売上高成長率の高い企業の割合が多くなっていることが分かる。
創業時だけでなく、経営に行き詰まる、つまり、売上の見通しが立たなくなったときは、原点であるこの創業時に実施した差別化を、改めて、見直してみると良いのでしょう。
キーワードは、EC、価格、特定といった独自性・創造性。これらをうまく柔軟に組み合わせることで、苦境から脱出できる。
創業すると、経営者の孤独感は増していきます。辛い中でも創業時の熱意をこの取組の中から再起動させるとよいのでしょうね!
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