おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-201ページ「第2-2-64図 売上高成長率の水準別に見た、経営者が創業時に身につけていた能力・強み」を見ましたが、今日はⅡ-202ページ「第2-2-65図 経営者が創業時に身につけていた能力・強みの数別に見た、売上高成長率の分布」を見ていきます。
下図から、経営者が創業時に身につけていた能力・強みの数別に、売上高成長率の分布を見ると、能力・強みの数が5~9個、10~14個と多くなるにつれて、売上高成長率の高い企業の割合が多いことが分かる。
このことから、起業後の成長においては、経営者が多くの能力・強みを創業時に身につけていることが重要である可能性が考えられる。
この調査結果、今回の白書の中で、わたしの心をもっとも揺さぶったものといえます。というのも、強みは一点突破、特定の強みに固執することが良いと思っていましたが、そうではなく、その数を一つ一つ増やす。その標高は14個に及ぶというのだから、低山なわたしは彼らから見れば、ちょっとした起伏でしょう。意識して強みを増やそうとする取組が重要という示唆なのでしょうね!
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