おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-199ページ「第2-2-63図 経営者が創業時に身につけていた能力・強み」を見ましたが、今日はⅡ-201ページ「第2-2-64図 売上高成長率の水準別に見た、経営者が創業時に身につけていた能力・強み」を見ていきます。
下図から、売上高成長率の分布別に、各能力の保有状況を見ると、「取引先拡大に向けた営業力」、「マーケティング能力」、「リーダーシップ」といった能力は、高い成長率の企業と低い成長率の企業で保有割合の差が大きくなっていることから、創業時までにこれら能力を獲得することが重要である可能性が考えられる。
起業後に会社を成長させたいのであれば、「取引先拡大に向けた営業力」、「マーケティング能力」、「リーダーシップ」に注力せよということです。
経営者の仕事は突き詰めれば、営業、ヒト、カネに集約されていくので、今回の結果は当然かと思いますが、売上に伸び悩んでいる時に、一呼吸置いて見ると、経営者はこれらの歯車を上手く回転させていない可能性が高いということなのでしょう。
いずれも極めるには非常に難易度が高いので、焦ったり諦めたりすることなく、着実に歩を進めましょう!
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