おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-198ページ「コラム 2-2-3①図 起業後の企業生存率の国際比較」を見ましたが、今日はⅡ-199ページ「第2-2-63図 経営者が創業時に身につけていた能力・強み」を見ていきます。
下図から、経営者に備わっていた能力・強みの状況を見ると、「業界に関する知識・経験」の回答割合が最も高く、次いで、「リーダーシップ」、「取引先拡大に向けた営業力」と続いていることが分かる。
お客様を思い起こすと、いかなる経営者も、必ず、「業界に関する知識・経験」はある。その反面、これ以外の項目は非常にチグハグで、特に、「計数管理能力」は、ほとんど該当しない。
逆に言えば、「業界に関する知識・経験」さえあれば、なんとかなるもので、それ以外は、その都度、助っ人を呼べば良いということということでしょう。
つまり、起業・創業に必要なことは、「業界に関する知識・経験」を踏まえて、圧倒的な強みを持つこと。これに集約されるように感じます。
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