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M&Aでは障壁に直面する!?

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。

 昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-177ページ「第2-2-46図 M&Aの満足度別に見た、最も重視したM&Aの相手先企業への確認事項」を見ましたが、今日はⅡ-178ページ「第2-2-47図 M&Aを実施する際の障壁(買い手)」を見ていきます。

下図から、買い手としてM& Aに関心がある企業を対象に、M& Aを実施する際の障壁を見ると、「相手先従業員等からの理解が得られるか不安がある」と回答した割合が5割以上と最も高い。

この結果について白書は、前掲の第2-2-46図で示したとおり、M& A成立前の段階から「相手先経営者や従業員の人柄・価値観」を確認しておくことが、不安の解消につながる可能性が考えられる。

また、「判断材料としての情報が不足している」、「期待する効果が得られるかよくわからない」、「相手先(売り手)企業が見つからない」と回答した割合がそれぞれ3割を超えており、M& Aに関する情報不足や期待した効果を得られるか不明瞭である点を障壁と感じている企業も多いことがうかがえる、とあります。

相手先従業員等からの理解が得られるか不安がある。もしかすると、M&Aをきっかけに、取引関係を見直されることもあるということでしょうか。考えてもみなかったですが、実際に起こりうることですね!

相手先企業の情報も限られているし、M&Aは、まさに想定の世界で始めるしかないということなのかもしれませんね。。。

#中小企業診断士 #2023年版中小企業白書 #地域活性化伝道師

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