おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-160ページ「第2-2-36図 事業再構築を行った際の反応」を見ましたが、今日はⅡ-161ページ「第2-2-37図 先代経営者や従業員から理解を得るための取組」を見ていきます。
下図から、先代経営者や従業員から理解を得るための取組を見ると、「現経営者自ら率先して行動する姿を見せた」が5割を超えており最も高く、次いで「現経営者自ら、取組の意義やメリットを継続的に発信した」、「地道に売上げを伸ばすなど、小さな成功体験を積み重ねた」と回答する割合が高い。
この結果について白書は、後継者が事業再構築を進める際には、後継者自ら積極的に行動する姿勢を示す取組や小さな成功体験を積み重ねる取組などを通じて、先代経営者や従業員から理解を得ていくことが重要ではないか、とあります。
本来は成功している後ろ姿だけを見せられれば、経営者として格好良いのしょうが、逆に、失敗した時の丸まっている背中も見せることができれば、さらに蘊蓄が増すような気がします。成功するまで諦めない戦う後ろ姿、こういう愚直な思いが、説得力に厚みを増していくということだと思いますね!
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