おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-154ページ「第2-2-31図 事業再構築の効果(売上高・付加価値額・従業員数以外」を見ましたが、今日はⅡ-156ページ「第2-2-32図 事業再構築を進める上での課題」を見ていきます。
下図から、事業再構築を進める上での課題について見ると、「人材の確保」と回答する企業が5割を超えており、人材面で課題を感じている後継者が多いことが分かる。
また、「新たな技術・ノウハウの獲得」や「新しい取組に関する情報収集」の回答割合も次いで高くなっており、事業再構築を行う上で自社にない新しい技術や情報を求めている様子もうかがえる、とあります。
新分野に進出する際に、その道を熟知する案内人がいれば、心強い。かといって、それを既存の自社の人材に求めるのはあまりに難しいので、こういう結果になるのでしょう。
お客様の取組から見ると、他社からスカウトしている事例が散見されます。無理して育成しようとせず、望ましい人材がいないか、社外に目を転じるのも、一つのやり方ということでしょう。
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