おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-63ページ「第2-1-54図 内部で育成した変革人材を選定した際に、重要視した要素」を見ましたが、今日はⅡ-65ページ「第2-1-56図 外部から確保した変革人材を選定した際に、重要視した要素」を見ていきます。
下図から、外部から確保した変革人材の選定時に、重要視した要素を見ると、関与した取組にかかわらず、「業務経験の豊富さ」が最も多く、次いで「保有する知識・スキルの希少性」となっていることが分かる。
この結果について白書は、成長企業の経営者は、外部から確保した変革人材に対し、豊富な経験を基にしたサポートや専門性をいかした事業の推進を期待していることが推察される、とあります。
次に、変革人材の、外部からの確保方法について見ると、関与した取組にかかわらず、「知り合い・社員等からの紹介」が最も多いことが分かる。
この結果について白書は、成長企業の経営者は、身近な人を介して個別にアプローチをすることで変革人材の確保につなげている様子がうかがえる、とあります。
中小企業診断士に限らず、経営コンサルタントがあまたいる中で、どのようにお客様を確保していくか。それは紹介が鍵を握ります。
どれほど広告をかけても、知人・友人からの紹介を上回る信頼性を確保することは絶対に無理。
お客様との出会いは一期一会。この当たり前のことを愚直に実施できるか、これが招聘される外部人材に必要なことだと考えています。
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