おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-50ページ「第2-1-40図 直近10年間における右腕人材の有無」を見ましたが、今日はⅡ-51ページ「第2-1-42図 既存事業拡大と新規事業創出に取り組んだ際の、右腕人材の関与度合い」を見ていきます。
下図から、既存事業拡大と新規事業創出に取り組んだ際の、右腕人材の関与度合いを見ると、既存事業拡大と新規事業創出の取組のいずれにおいても、「大いに関与した」、「ある程度関与した」が多くなっており、右腕人材が成長に向けた取組に関与している様子がうかがえます。
次に、右腕人材の有無別に、売上高増加率の水準(中央値)を見ると、右腕人材が「いた」と回答した企業は、「いなかった」と回答した企業に比べて、売上高増加率の水準が高いことが分かる。
この結果について白書は、右腕人材が成長のために重要な役割を果たしている可能性が示唆される、とあります。
わたしのまわりのお客様を見ても、右腕人材がいる会社は確かに売上高を伸ばしているように感じます。経営者と右腕人材がともに目標を設定し、達成に向けて何をすべきか、互いが理解しているからこのようなプラスの結果を引き出せるのでしょう。
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