おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-45ページ「第2-1-38図 経営戦略と人材戦略の紐づけ状況」を見ましたが、今日はⅡ-50ページ「第2-1-40図 直近10年間における右腕人材の有無」を見ていきます。
下図から、直近 10年間における右腕人材の有無を見ると、6割以上の企業が「いた」と回答していることが分かる。また、右腕人材の経歴を見ると、「内部で育成した右腕人材」が約7割、「外部から確保した右腕人材」が約3割となっていることが分かります。
次に、既存事業拡大と新規事業創出に取り組んだ際の、右腕人材の関与度合いを見ると、既存事業拡大と新規事業創出の取組のいずれにおいても、「大いに関与した」、「ある程度関与した」が多くなっており、右腕人材が成長に向けた取組に関与している様子がうかがえます。
白書は、中小企業において戦略構想・実行の核を担っているのは経営者であるが、経営者の補佐役の存在が業績向上等に貢献するとの指摘もあり、こうした人材が企業の成長に向けて重要な役割を果たしている可能性ある。
これを踏まえ、「社内において経営者に続くナンバー2の立場にあり、会社経営を行う上での悩み事が相談できる等、経営者が厚い信頼を寄せる人材」を「右腕人材」、「経営者に近い立場にあり、高い専門性や事業推進力を持つ人材」を「変革人材」と定義し、経営者を支える人材について分析していく、とあります。
実際に現場においても、「右腕人材」と「変革人材」がいる企業が、意思決定が早く感じます。どのようにしたら、これらの優秀な人材を上手く活用できるのか、学びたいと思います。
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