おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-314ページ「第2-3-41図 無償のデジタルスキル習得プログラムの活用状況」を見ましたが、今日はⅡ-315ページ「第2-3-42図 デジタル化の取組状況別に見た、積極的なIT投資を行っている背景」を見ていきます。
下図から、デジタル化の取組状況別に、積極的なIT投資を行っている背景を見ると、2021年にIT投資を積極的に行った理由として、「業務効率化などによるコスト削減効果を実感」を挙げる企業が最も多く、段階4の約7割、段階3の約6割が回答している。
今後5年間でIT投資を増加する理由としても、同程度の企業が回答していることが見て取れる。
同じく投資効果である「売上向上などによる業績へのプラス効果を実感」は、段階4で 2021 年の IT 投資は3割以上、今後のIT投資は4割以上が背景として挙げている、とあります。
設備投資の目的は、売上を高めること、利益を増やすこと。最終的には、この2点に尽きるので、この結果は当然かと思います。この中で、わたしは、「働き方改革への対応」がここまで高いことに驚きました。「デジタル化に対する社内の前向きな意見」に触発されて、「働き方改革」が推進されている様子が手に取れるということですね!!
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