おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-312ページ「第2-3-39図 デジタル化の取組状況別に見た、デジタル化に取り組む際の課題」を見ましたが、今日はⅡ-313ページ「第2-3-40図 デジタル化の取組状況別に見た、デジタル化に関する情報の入手経路」を見ていきます。
下図から、デジタル化の取組状況別に、デジタル化に関する情報の入手経路を見ると、上位段階の企業が様々なルートから幅広く情報収集に取り組んでいることが分かる。
他方で、段階2の2割以上及び段階1の5割以上の企業は、情報収集に取り組んでいないことも確認される。
この結果について白書は、前掲の第2-3-39図の結果として、ノウハウや情報不足による課題を認識する企業も散見されることから、多面的なルートから情報収集を図っていくことも重要と考えられる、とあります。
「情報収集を行っていない」のは、どのようにすれば情報を収集できるか分からないから。
となると、中小企業支援者は、その事業者にとって、どのような情報をどのようにすれば入手できるのか、この入り口まで引率してあげる”お節介”が必要ということなのでしょう。
段階1の企業を支援するには、とにかく手間がかかる。これを覚悟する姿勢が求められているというように感じます!
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