おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-306ページ「第2-3-35図 デジタル化の取組状況別に見た、今後のIT投資の計画」を見ましたが、今日はⅡ-307ページ「第2-3-36図 IT投資額別に見た、手元流動性の水準」を見ていきます。
下図から、IT投資額別に、手元流動性の水準を見ると、売上高の2%以上のIT投資を実施している企業の水準が最も高く、IT投資額の割合が低いほど手元流動性の水準も低い傾向が見て取れる。
この結果について白書は、手元資金が安定している企業がIT投資に十分な資金を投下できていることが考えられる、とあります。
白書は、手元資金が十分でない企業の場合には、金融機関による資金調達や補助金の活用などにより資金面を補っていく意義が示唆される、とあります。まさにIT導入補助金を活用することを提案しているのでしょう。
補助金にはいくつもの種類があり、難易度もそれぞれ異なります。IT導入補助金の長所は、他に比べて事務作業の負担が少ないとのこと。
自己資金を活かしてデジタル化を進めたいのであれば、IT導入補助金の活用を視野に入れましょう!
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