おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-300ページ「第2-3-30図 業種別に見た、2020年と2021年の IT投資額」を見ましたが、今日はⅡ-301ページ「第2-3-31図 2020年のIT投資額別に見た、2021年のIT投資額」を見ていきます。
下図から、2020年のIT投資額別に、2021年のIT投資額を見ると、2020年に売上高の2%以上投資していた企業の約9割は、翌年も同水準のIT投資を実施していたことが分かる。
2020 年に売上高の1%以上2%未満投資していた企業も8割以上が売上高の1%以上の投資を継続しており、継続してIT投資に取り組んでいる姿勢が見て取れる。
他方で、IT投資を実施しなかった企業の約9割は2021年も未実施だったことも確認される。
なるほど。これは考えさせられますね。売上高の2%といえば、かなりの注力する取組だが、一年で息切れするのではなく、継続的に取り組むことが成功の鍵を握る。
逆に言うと、一時に、売上高の2%以上を投資するのはやめて、分散して、中長期の視点で投資することが良いという示唆にも受け取れます。
短距離走ではなく、中長距離の視点で取り組みましょう。
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