おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-286ページ「第2-3-18図 今後のデジタル化の優先順位別に見た、感染症流行前後の各指標の変化と水準」を見ましたが、今日はⅡ-287ページ「第2-2-1図 DXのフレームワーク」を見ていきます。
下図について白書は、2020 年に地域未来牽引企業を対象とした調査において、DXを実施しているのは1割にも満たず、全体の5割以上の企業がDXをよく知らない又は聞いたことがないと回答していることを指摘している。
中堅企業が主な調査対象である調査での結果を踏まえて、DXレポートでは我が国の中小企業には、DXに取り組む以前の問題として、紙ベースや人手作業を中心とした業務フローから脱却できない企業が多くを占める可能性も示唆している。
この点、経済財政白書(内閣府、2021)においても、DXレポートの内容を踏まえて、デジタル機器の導入や単なるアナログ情報のデジタル化にとどまらず、ビジネスモデルの変化をもたらすものがDXと指摘し、デジタル化の深度に応じてデジタイゼーション、デジタライゼーション、デジタルトランスフォーメーションと分類している。
しばしば現場で見るのが、レジから出力される、その日の商品別の売上個数や来店人数が記載された紙の「ジャーナルレポート」をエクセルに打ち替えている方です。
はたから見ると、データを飛ばすように設定したらどうかと感じるものが、こういう単純作業であるが故にあえて投資はしたくない。
そもそも勤務時間中に作業して貰えば、人件費はタダである。
白書にあるとおり、こういう感覚がDXを妨げているのでしょう。
では、どうしたら良いのか。ここを教えて欲しいですね!
#中小企業診断士 #2022年版中小企業白書 #地域活性化伝道師
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