おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-244ページ「第2-2-152図 借入金の過剰感」を見ましたが、今日はⅡ-245ページ「第2-2-153図 現在の借入金の過剰感別に見た、借入金月商倍率(2021年)の分布」を見ていきます。
下図から、借入金の過剰感別に、借入金の水準を見ると、「大いに感じている」と回答した企業では、借入金月商倍率が5倍を超える企業が半数以上となっている一方で、借入金の過剰感を「ほとんど感じていない」と回答した企業では、多くの企業で借入金月商倍率が2倍以下となっていることが分かります。
融資を専門としていないので、借入金の水準が妥当かどうかは、これまで「固定長期適合率」で判断していましたが、今回の結果のとおり、月商で比べるのは、簡単でよいですね。
月商の5倍が、一つの基準のようです。基準として検討してみましょう!
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