おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-233ページ「第2-2-145図 脱炭素化に前向きとなる効果」を見ましたが、今日はⅡ-234ページ「第2-2-146図 脱炭素化を進めることによる効果」を見ていきます。
下図から、脱炭素化を進めることによる効果を見ると、「光熱費・燃料費の低減」の割合が最も高く、次いで「市場での競争力の強化」の割合が高くなっていることが分かります。
この結果について白書は、第2-2-145図で、前向きとなる効果として挙げられていたコスト削減や自社の企業価値を高める効果を、実際に脱炭素化の取組を行うことで感じている企業が多くいることからも、現状脱炭素化に向けた取組を実施する予定はない企業においても、脱炭素化に向けた取組を実施していくことは有効であるといえよう、とあります。
先日、お邪魔させていただいたものづくり企業は、50年以上前に導入した、金属に垂直に穴を開けていく、ホーニングという金属加工機を導入していました。
このマシンは電気で稼働しますが、その音と振動から、相当な電気代になることは素人目にも明らかでした。
この現状を踏まえて、どのように設備の更新を行っていくのか。ここに我々の出番があります。
補助金を活用する場合、単に電気代を節減したいというのでは、到底、採択されません。
全体の工程を俯瞰し、どこにボトルネックがあるのか、そのボトルネックとマシンを結びつけて解決する提案を行うことで、採択率が高まります。
是非、ご相談ください!
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