おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-231ページ「第2-2-142図 脱炭素化の取組内容」を見ましたが、今日はⅡ-232ページ「第2-2-143図 脱炭素化に取り組まない理由」を見ていきます。
下図から、脱炭素化に向けて取組を実施していない理由を見ると、「自社の排出量は少ないと思うため」の回答割合が最も高くなっており、次いで「取引先からの要請がないため」の回答割合が高くなっていることが分かる。
脱炭素化の取組の必要性を感じていないことが、中小企業において取組が進んでいない理由と考えられる。
一方で、脱炭素化の取組状況別に、温室効果ガス排出量の把握状況を確認すると、脱炭素化の取組を今後実施する予定のない企業の93.0%は自社の排出量自体を把握した上で少ないと判断しているわけではないことが分かります。
わたし自身も、自社の排出量は少ないと思っているし、今後、実施する予定はありませんが、こういう温室効果ガスを排出していないという考えが、経営者の勘違いかもしれないということですか。なるほど。たしかにそうかもしれませんが、では、どのようにして、気づきを与えるのか、教えて欲しいですね。とりあえず、読み進んでいきましょう!
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