おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-203ページ「第2-2-118図 経営に関する学習時間確保の状況別、学習の動機」を見ましたが、今日はⅡ-204ページ「第2-2-119図 学習の動機別に見た、経営知識・スキルを習得するために直近5年間に実施した取組」を見ていきます。
下図から、「先進的な知識・スキルの習得」と「具体的な経営課題の解決」を学習の動機としている経営者の学習内容について見ると、「先進的な知識・スキルの習得」を動機としている経営者とそれ以外の動機としている経営者を比較すると、「専門誌やビジネス書の読書」は特に実施割合の差異が大きいことが分かる。
また、「具体的な経営課題の解決」を動機としている経営者とそれ以外の動機としている経営者を比較すると、「自社の状況に応じたコンサルティングやコーチング」は特に実施割合の差異が大きいことが分かります。
新しい知識を求めるときと課題や問題点を克服しようとするときでは、その行動に差が見られるということです。日頃は、課題や問題点にばかり目が向きがちですが、やはり、新しい知識を吸収する時間を見つけたいものですね!!
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