おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-202ページ「第2-2-117図 経営方針別に見た、経営知識・スキルを習得するために直近5年間に実施した取組」を見ましたが、今日はⅡ-203ページ「第2-2-118図 経営に関する学習時間確保の状況別、学習の動機」を見ていきます。
下図から、経営者の経営に関する学習時間確保の状況別に、学習の動機について見ると、「不足する知識・スキルの習得」や「経営者としての責任感」は、学習時間確保の状況に関わらず、5割超となっている。
また、学習時間確保の状況による差異について見ると、「先進的な知識・スキルの習得」や「具体的な経営課題の解決」は特に差異が大きく、学習意欲の高い経営者はこれらの動機により学習時間を確保している様子がうかがえる、とあります。
逆にいえば、「先進的な知識・スキルの習得」や「具体的な経営課題の解決」が、経営者の学習意欲を駆り立てるということです。
であれば、経営者は、何が先進的なのか、どこに経営課題があるのかを、常に探し続けているから、こういう結果になるということ。
要するに、己を知ることが学習に繋がる、ですね!!
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