おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-192ページ「第2-2-107図 就任経緯別に見た、経営者に就任した動機」を見ましたが、今日はⅡ-193ページ「第2-2-108図 経営者就任時の動機と現在、会社を経営する動機」を見ていきます。
下図から、経営者就任時の動機と現在、会社を経営する動機を経営者就任時と現在との差異について見ると、「従業員の雇用や取引先との関係を維持するため」や「社会に貢献するため」の割合が20ポイント以上高くなっている。
この結果について白書は、経営者としてのキャリアを重ねる中で、従業員や取引先といったステークホルダーや社会に対する意識が高まっている様子がうかがえる、とあります。
経営者は経営者になることで、ステークホルダーに対する意識だけでなく、社会へのそれも徐々に高まっていくということです。
先日、コンサルした経営者は、従業員が5人を超えたら、意識が変わってきたとおっしゃっていましたが、まさに、この結果を裏付けているようです。興味深いですね。!!
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