おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-186ページ「第2-2-101図 業種別に見た、経営者年齢の構成比(中小企業と大企業)」を見ましたが、今日はⅡ-187ページ「第2-2-102図 業種別に見た、経営者の就任経緯(中小企業と大企業)」を見ていきます。
下図から、業種別に、経営者の就任経緯について見ると、中小企業では、「創業者」と「同族継承」の割合が高く、合わせて8割程度に達する。
また、中小製造業では、「同族継承」が5割超であるのに対し、中小サービス業では、「創業者」が5割超となっており、中小企業の中でも業種による差異が見られる
。一方で、大企業では、「内部昇格」や「親会社や取引先からの派遣・招へい」の割合が高く、大企業と中小企業では傾向が大きく異なっていることが分かります。
中小サービス業は起業家が多く、中小製造業は跡取りが多いということです。この結果は体感的にも納得できます。こういう状況の中でも、自分で起業する若い製造業経営者がいます。彼らに共通するのは必須にもかかわらず、ニッチであり、さらに、他者がマネできない独創的な技術があるという、独自性です。こういう経営者には全力で応援したくなりますね!!
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