おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-156ページ「第2-2-73図 経営理念・ビジョンの浸透状況(労働生産性の変化)」を見ましたが、今日はⅡ-157ページ「第2-2-74図 経営理念・ビジョンの浸透状況別に見た、経営者が経営理念・ビジョンの浸透に向けて重要と考えること」を見ていきます。
下図から、経営理念・ビジョンの浸透状況別に、経営者が経営理念・ビジョンの浸透に向けて重要と考えていることを見ると、全社的に浸透している企業は、「経営者からの積極的なメッセージの発信」を重視する割合が高いことが分かる。
この結果について白書は、経営理念・ビジョンを社内に浸透させていくには、自社の存在意義や目指すべき姿を自らの言葉でしっかりと伝えていくことが経営者の重要な役割の一つと考えられる。
また、経営理念・ビジョンの内容自体が従業員の納得感を得ていることも浸透していない企業との差が大きいことが見て取れる。
浸透していない企業は、従業員からの共感・共鳴を得られる内容に再構築していくことも有力な選択肢になりうるのではないだろうか、とあります。
わたしのサラリーマン時代、毎週月曜日の朝礼で、経営理念を全員で唱和していましたが、経営理念に関しては、それだけで、説明を受けたことはなかったと記憶しています。
経営者が自分の言葉で説明する。そういう場があれば、経営理念への納得感も増すので、浸透していくように感じます。
今回の結果、強く納得ですね!
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