おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-154ページ「第2-2-71図 経営理念・ビジョンに対する従業員の受け止め方や反応」を見ましたが、今日はⅡ-155ページ「第2-2-72図 経営理念・ビジョンに対する従業員の受け止め方や反応別に見た、経営理念・ビジョンの浸透状況」を見ていきます。
下図から、経営理念・ビジョンに対する従業員の受け止め方や反応別に、経営理念・ビジョンの浸透状況を見ると、従業員が経営理念・ビジョンに共感・共鳴して行動に結びついている企業は、経営理念・ビジョンが全社的に浸透している割合が7割以上となっている。
この結果について白書は、行動に結びついていない企業は、全社的に浸透している割合が3割を下回るように、行動へ結びつくステップから遠いほど、全社的に浸透している割合は低くなっている。階層を問わず全社的に浸透させていくには、経営理念・ビジョンを組織内の認知から行動へと着実にステップアップさせていくことが重要と考えられる、とあります。
この週末、サッカーやラグビーで、日本の活躍に興奮してしまいましたが、彼らには、理念やビジョンが浸透しているのでしょう。
経営理念が組織の内部に浸透していくと、変化に柔軟かつ迅速に対応できる自発的な集団になるということですね。
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