おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-149ページ「第2-2-67図 経営理念・ビジョンを策定した動機・きっかけ」を見ましたが、今日はⅡ-150ページ「第2-2-68図 策定の動機・きっかけ別に見た、感染症下において、経営理念・ビジョンに立ち返り経営判断を下した機会」を見ていきます。
下図から、策定の動機・きっかけ別に、感染症下において、経営理念・ビジョンに立ち返り経営判断を下した機会を見ると、社内外の変化を機に経営理念・ビジョンを策定した企業は、会社創業を機に策定した企業と比べ、経営理念・ビジョンに立ち返って経営判断を下した割合が高いことが分かる。
この結果について白書は、外部環境が大きく変化した感染症下という局面において、社内外の変化を機に策定した経営理念・ビジョンが重要な役割を担っていた様子がうかがえる、とあります。
成長をのぞむ経営者は、いかにして売上と利益を高めるか、というこの問に、常に向き合わなくてはなりません。その際に間違った方向や判断を行わないよう、経営理念は経営者の羅針盤となり、拠り所にもなるということです。逆に言えば、頼れる経営理念を構築しないといけないので、ここに時間をかけてもよいのかもしれませんね!
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